−菊丸の冒険−

ゲームオーバー


ずっと歩き続けて、だんだん足取りも重くなってきた頃、菊丸はしばらく前から感じていた疑惑を、おそるおそる口にしてみました。

「なんか・・・さっきから同じところを歩いている気がする」

「やっぱり?」

どうやら、パートナーも同じことを考えていたようです。と、いうことは・・・

「完全に迷子!?」

パニックになっても助けは来ません。二人で頑張るしかないのです。

結局、力を合わせて2人が元の出口にたどり着いた頃には、とっくに日が暮れてしまっていました。

「でも面白かったからいいんだもんね」

黄金のラケットは手に入らなかったけれど、パートナーとは親密になれたから、この1日は無駄ではなかったのです。

ED 13 「迷子」
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