−菊丸の冒険−

「ただのアルバイトですっ。なんにも悪いことしてないしっ!」

小男は、よっぽど乾汁が怖いのか泣きながら弁明すると、隙をついて逃げていきました。

「しまった・・・まあ、逃げられてしまったものは仕方が無いな」

残念そうに言いながらも、気を取り直して乾は土に埋め込まれたランプを調べてみることにしました。

「左は赤。右は青の光か。よく調べないと判らないほどの淡い光だが、どちらかが正解の道なんだろうな」

「ここの岩壁に何か刻まれてる」

下ばかり見つめていた乾に、菊丸が斜め上方に刻まれていた文字に気づいて声をかけます。

そこには暗号が記されていました。

「なるほど、この暗号を解いてランプの色の通りに進むらしい」

面倒くさそうだから帰る。

暗号を解く。

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