−菊丸の冒険−

ゲームオーバー


「これは、わしの小さな友達のために造った魔法の粉さね」

「ふしゅ〜?」

虹色の小瓶を見つめる海堂に、老婆はフォフォフォと愉快そうに笑いかけます。

「この粉をかければ、どんな生き物でも猫の姿になるんじゃ。効力は1日。この粉を使い切るまで半年くらいは楽しめるじゃろう」

動物好きの海堂が、嬉しそうに菊丸を見つめます。

「ち、ちょっと待って海堂、にゃにするつもり?」

「猫・・・」

「ふぎゃあ〜!」

菊丸は海堂によってかけられた粉で、猫になってしまいました。猫菊を抱しめて頬擦りする海堂は幸せそうです。

海堂にはラケット探しより猫と遊ぶほうが楽しかったのでしょう。

ED 17 「敵は味方にあり」
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