−菊丸の冒険−

ゲームオーバー


「大丈夫っすか? 河村先輩」

岩を押しのけることに成功しても、地にへたり込んだまま動けない河村を心配して、桃城が声をかけます。

「ちょっと足をくじいたみたいだけど、しばらく休んでいれば大丈夫。たいしたことはないさ」

河村は痛そうな顔をしながらも、優しく微笑みました。

「ごめんタカさん。俺がちゃんと支えきれなかったから・・・」

「何を言ってるんだ。菊丸は頑張ってくれたじゃないか。2人とも、俺のことはいいから先に進んでくれよ」

「置いていけるわけないでしょ。さあ、一緒に帰ろう?」

「そうっすよ! 肩を貸しますから、病院に行きましょう」

菊丸と桃城は、ラケットよりも大切な仲間を選んだのです。

ED 18 「友情」
戻る