−菊丸の冒険−

『敵の王は私を妃に娶ると言ったわ。でも私は絶対に嫌ですわ。
だって秀一朗・・・長く傍にいれば迷惑をかけることになるのは判っていたけれど、私はあなたに恋をしたの』

美女は、どことなく陰のある悲しげな瞳で大石を見つめ続けていました。

そして、引きずりこまれた水底では、全身を堅い鱗で覆われた半魚人たちが待ち構えていたのです。

「多勢に無勢、か。喧嘩しても勝てそうにないな」

それでなくても得体の知れない敵です。それでも、このまま大人しく捕まるのを待つより闘うべきでしょうか。


果敢に戦う

あきらめて捕まる

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