−菊丸の冒険−
自分を信じて歩き続けていると、ひんやりとした空気が流れ始めて、やがて森は霧に包まれました。
「手塚、迷わないように手をつないで歩こう」
菊丸が手を差し出すと手塚も握り返してきました。
「油断せず行こう。さあ、次はどっちに進む?」
右は生い茂る木々の、細い小枝で歩きにくそうで、左は膝の辺りまで伸びた草花で歩きにくそうでした。
邪魔をする小枝を避けながら右へ
左へと草花を掻き分けながら
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