−菊丸の冒険−

ゲームオーバー


手塚なら単独行動でも大丈夫な気がしたので、菊丸はリョーマについてやることにしました。

「よぉし、おチビ。俺が面倒みてやるから、もう泣くなよ」

「・・・別に泣いてないっす」

菊丸にからかわれて眉間に皺を寄せたリョーマでしたが、その表情はどことなく安堵したようにも、嬉しそうにも見えます。

ところが。

「待て、越前。さっきまで菊丸と話していたのだが、この際だ。お前にも、時期の柱としての資質や極意について語っておこうと思うのだが?」

手塚はすっかり『部長モード』に切り替わっていて、目が据わっていました。

菊丸とリョーマが不穏な気配に肩を竦めますが、もちろん逃げられるような雰囲気ではありませんでした。

その場で、『青学の柱』としての信念に燃える手塚の、熱い談議は日が暮れるまで続いたのです。


ED 27 「青学の柱」
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