−菊丸の冒険−

「竿を貸してみろ。魚を釣るときは・・・」

魚釣りが趣味なだけあって、手塚は詳しかったのです。

小男に釣り方を伝授しながら次々に魚を釣り上げました。

「むぅ。手塚は楽しそうだけど、俺は退屈だーにゃ」

まだまだ時間はありそうでしたが、気分屋の菊丸は、じっと大人しくしているだけというのは、なかなか精神的に疲れるのです。

「あと少しだから待っていろ」

手塚の言葉に菊丸が出した答えは。

我慢して待つ。

1人で先に進む。

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