−菊丸の冒険−

今は猫よりもラケット。

「ごめんにゃー、俺たち、急いでるから」

「うまく見つかるといいっすね」

もともと猫好きの2人は、後ろ髪を引かれながらも女の子に頭を下げました。

「小さくて気の強そうなお兄ちゃんは、私の猫に似ているわ」

「?」

「元気で可愛いお兄ちゃんも、私の猫にそっくり・・・」

女の子の瞳が妖しく輝きます。

「いいわ。探してくれないんなら、お兄ちゃんに私の猫になってもらうから!」
やっぱり猫探しを手伝う。

逃げる。

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