−菊丸の冒険−

一生懸命に探したのですが、女の子の猫は見つかりませんでした。

「ごめんよ」

菊丸が女の子を抱しめ、リョーマが頭を撫でて慰めますが、とうとう女の子は泣き出してしまいました。

「私の大事な猫ちゃん・・・猫ちゃんがいないと寂しいわ」

「お腹がすいたら帰ってくるかもしれないっすよ」

「帰ってこなかったら、どうするの? そんなの耐えられないわ。ねえ、お兄ちゃんたち・・・」

女の子の瞳が妖しい光を放ち始めます。

「私の猫になって?」

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