−菊丸の冒険−

老婆に教えられた道を進んでいくと、水の流れる音が聞こえてきて、その水場に佇む1人の美しい少年の姿を発見できました。

「こんにちは!君が、婆ちゃんが言ってた『退屈してる』人?」

明るく語りかける菊丸を、少年は驚いたような眼差しで見つめてきます。

「他の人間と出会ったのは何年ぶりかな。昔、怪我をして倒れていた老女を助けて以来だ」

少年の言う老女が、老婆に違いないと判断した菊丸は、経緯を説明しました。

「そう。その羽根は、もともと僕のものなんだ。返しに来てくれてありがとう」

羽根を返すと、約束の退屈を解消させるために菊丸は歌って踊って少年を笑わせます。

「ずっと沈んだ気持ちのままだったから、本当に楽しかったよ。ありがとう。お礼に、君たちが行きたいところに送ってあげる」


黄金のラケットの場所。

もう家に帰りたい。

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