−菊丸の冒険−
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食べ物の話をしながら歩いていると、洞窟が見えてきましたが、付近からは甘い芳香が風に乗って漂ってきます。 「菊丸先輩!食い物の匂いがするっす!!」 桃城が目を輝かせて茂みをかきわけると、獣道を発見しました。 「う〜ん」 いつもなら率先して脇道に入っていくであろう菊丸も、あまりにも桃城が無防備に喜んでいるので疑惑の念が高まってきました。 「ねえねえ、脇道行ってみましょうよ」 「やっぱ、やめよう。ここは俺がオトナになってやんなきゃな。ほら、寄り道しないで行くぞ」 「そんなあ〜。菊丸先輩ってば、お願いします!」 罠かもしれないということは、桃城の頭には無いようでした。 桃城を叱って洞窟へ。 食欲に勝てない。 |
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