−菊丸の冒険−

「河村先輩?」

「なんか助けを求めてるみたい。行ってみよう」

2人が声の方向に走っていくと、そこには巨岩を支えて苦しんでいる河村がいました。

「手伝ってくれ、俺一人じゃ潰されちまうぜ」

岩を支える腕は痙攣するように震え、額を流れる汗と苦悶の表情が窮状を切々と訴えています。

崩れ落ちてきた岩を押しのけようとしているのですが、河村の力だけでは無理なのです。

「通路は狭い。三人で岩に触れるのは無理だ。協力できるのは俺か菊丸先輩、どっちか1人だけしかできねーな、できねーよ」

「どっちでもいいから、早く手伝ってくれ」


菊丸が手伝う。

桃城が手伝う。

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