−菊丸の冒険−

どのくらい進んだでしょうか、ようやく目的としていた洞窟が見えてきました。

「んにゃ?」

風に乗って流れてきた甘い香りに、ぴくりと菊丸が反応します。

がさがさと茂みを掻きわけると細い獣道を発見できました。

「どうしたの、英二」

「この道を進んだら果物が成ってると思う。ねえねえ食べに行こうよ?」

「ダメだよ。洞窟を優先しなくては」


仕方なく洞窟に進む。

駄々をこねる。

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