−菊丸の冒険−

小さな家を見つけ、二人はその家を訪れることにしました。

「どなたかいらっしゃいますか?」

大石が声をかけると、老婆がドアを開けて出てきました。

大きなワシ鼻には小豆大のイボがついていて、まるで童話に出てくる魔女のような姿をしています。

「そ、その魚は!」

老婆は鋭い眼光で大石が大事に持っている袋の中身を見つめ、素早くひったくりました。

「この魚を譲っておくれ。わしにとって大事な魚なんじゃよ」

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