−菊丸の冒険−

「菊丸を柱に推奨しても良かったんだが、柱は時期部長への認証でもあるからな。もう3年生の菊丸を柱の位置に据えるわけにはいかん」

不満か? と視線で問い掛ける手塚に、菊丸は首を横に振ります。

手塚が自分に気を遣っているということが珍しくて嬉しくて、少し得をしたような気分にもなりました。

「手塚、あっちに洞窟があるみたい」

しばらく歩いていくと、洞窟への入り口が見えてきました。

「いよいよ冒険らしくなってきたようだな」

2人はドキドキしながら洞窟前まで走り出しました。

と、洞窟を少し入ったところで誰かが腕組みをして立っています。

この人は・・・!

誰だっけ?

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