−菊丸の冒険−
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「しょうがないな。俺にどれだけ出来るかはわからないから、あんまり期待はすんなよ?」 唇を尖らせて待っていると、衛兵を引き連れた気高い風貌の青年が牢の前までやってきました。 青年の頭には金と銀の見事な細工が施された王冠が輝いていて、すぐに青年が王だと判りました。 「ねえ、姫はあんたが嫌なんだって。あきらめなよ?」 王の涼しげな眼差しは知的で、半魚人たちとは似ても似つかない麗しい顔立ちをしていました。 『宜しい。ならば姫はあきらめましょう。代わりに、あなたを私の妃にするまでです』 王は花のような笑みを浮かべて菊丸を抱しめました。 王の求婚を受ける 王の求婚を拒む |
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