−菊丸の冒険−

洞窟の中は思ったほど暗くはなくて、闇に目を慣らせば光源なしでも奥に進めそうでした。

迷わないように気をつけながら2人は奥へと歩き始めます。

「あれ、何だと思う?」

ふと気づいたように河村が声をかけてきました。指差された方向を見ると、土に埋められた棒のようなものが見えます。

「なんだろうね?」

近づいてよく見ても、ただの棒です。でも、こんなところに生えるみたいにして刺さっていると目立ちます。

なんとなく抜いてみたい衝動に駆られてしまいました。

ちょっと抜いてみる

そんな暇はない

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