−菊丸の冒険−

はぐれないように不二と手をつないで、歩き続けてどのくらい時間が経過したでしょうか。

「うわっ!?」

湿った苔に足を滑らせて転びそうになった菊丸を、不二は素早く抱きとめます。

「大丈夫かい英二。足をくじいたりしていない?」

「だいじょーぶ」

足を滑らせた分だけ視点が低くなって変な体勢になりましたが、とくに身体に異常は無いようです。

元気を出して歩こう。

早くも歩き疲れてしまいました。

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